2014年4月に猫エイズに感染した猫を保護しました。それから2年半が経過しました。
素人が観察した範囲とWikiで調べた、猫エイズの特徴をまとめています。
※確実に調べるには、ペット病院で血液検査をする必要があります。
同居ペット
犬:2
猫:4(メス:1 雄:3)
人:3
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猫エイズ特徴まとめ
- 軽い発熱やリンパ節の腫れ
- 慢性の口内炎
- 鼻風邪の症状
- 皮膚病
- 下痢
- 発熱
- 軽度の体重減少
- 激しい削痩
- 貧血
- 血便(他の猫の3倍ぐらい臭い)
- 目やに
- 白血球減少症
- 免疫不全による悪性腫瘍(がん)
- 日和見感染症(健康な動物では感染症を起こさないような病原体が原因で発症する感染症)
猫エイズのステージ(Wikiより引用)
ネコのエイズの進行には以下のステージがあり、一定の順序に従って発症していく。各ステージはおおよそ括弧内の期間継続する。
急性期(1か月 – 1年)
FIV感染から約4 – 8週間後に軽い発熱やリンパ節の腫れが現れる。この時期に発見できれば抗生物質などで治療できる場合もある。
無症状キャリア期(2年 – 4年、またはそれ以上)
外見上、健康な状態。
PGL(持続性全身性リンパ節症)期(1か月 – 2か月)
全身のリンパ節が腫れる。外観からでは判別は難しい。
エイズ関連症候群(1年、またはそれ以上)
リンパ節の腫れに加え、慢性の口内炎、鼻風邪の症状、皮膚病、下痢、発熱、軽度の体重減少が見られるようになる。重篤な症状を示す病気になった状態をエイズと判定している。
エイズ(数か月)
激しい削痩、貧血、白血球減少症、免疫不全による悪性腫瘍(がん)、日和見感染症などがおこる。
エイズ関連症候群に該当しているマック君(未去勢)です。
保護した当初動物病院で「念のためエイズの検査したほうが良いよ」とアドバイスをうけて、実施したところ判明しました。
保護した当初は、慢性の口内炎、鼻風邪の症状、皮膚病、血便(他の猫の3倍ぐらい臭い)の症状がありました。
左目は目やにでほとんど見えておらず、鼻水もずっと止まりませんでした。
小さい頃修羅場をくぐり抜けて来たのか、カギしっぽです。
現在も上記の症状は継続していますが、大分改善しています。
栄養のある食事が重要だと思います。
マック君以外の犬猫は去勢しているせいか、ケンカはありません。
エサも常に置いてあるので、闘う理由も無いのかもしれません。
猫エイズは多頭飼いでも大丈夫?
他の猫に感染するかどうか?
血液検査をしていないので、確実ではありません。
2年近く同居していて、他の猫に同じような症状が出ていないので感染していないと判断しています。
追記 2018年6月
4年以上同居していましたが、猫エイズの症状が出た子はいませんでした。
予防するには
FIV自体は一般的な消毒剤で死滅するため、複数飼育している場合は、感染猫を隔離して消毒を徹底することで他の猫への感染を予防できます。
予防を確実にするためには専用のゲージにずっと入れておくか、1部屋をネコ専用にしておくしかなさそうです。
自宅のスペースに余裕がある方は現実的で効果的な方法ですね。
24時間張り付くわけにもいかないので、「消毒を徹底する」は現実的に不可能。努力する程度で考えてて良いと思います。
犬や人に感染する?
Yahoo知恵袋より引用です。
解説を見てもわかるように、犬や人には感染しません。
猫エイズとは、FIVウイルスが交尾や喧嘩による体液の接触感染で起る病気です。
交尾や喧嘩による平行感染の他に、母子間で起る垂直感染もします。
HIVウイルスと同じレトロウイルス科レンチウイルス属に分類され、
猫及びネコ属に感受性のある特異的なウイルスです。
ですから、犬や人に感染することはありません。
追記
4年以上一緒に住んでいますが、全員元気です。
キャットフード
ちなみに、我が家ではロイヤルカナンを与えています。
スーパーのフードよりは割高ですが、安物を与えて病気になるよりは、良いものを与えて健康でいてくれたほうが結果的に得になるからです。
病院代って余裕で万単位が飛んで行くんですよね(´・ω・`)
おまけ
マック君の性格
穏やかな性格の猫で、日向ぼっこが好きです。
基本寄ってきませんが、まれに超甘えてきます。
最近の趣味は犬トイレの後片付けです。
犬が用を足した後、「全くもうっ!しょうがないなー」感をだしつつ、犬トイレをぐちゃぐちゃにします。
用を足した後隠すのは猫の習性なので悪気が無いのはわかっているんですけどね(´・ω・`)
追記
2018年5月に脱走により行方不明になりました。
2014年4月~2018年5月までは、特に変化もなく現状維持という感じで元気に過ごしていました。
猫エイズだからといって1年程度ですぐに死んでしまう事はありません。
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