米国相場の事実確認
2025年12月3日9:05時点



- 利下げ期待が87.6%→89.2%と高止まりが続いているの
- トランプ砲はFRB次期議長にハセットさんを推す内容だったのでサプライズはなし
- 利下げ期待でAI半導体が上昇したが、後半は売られていた
ニュースから事実確認
米国株式市場=反発、FRB利下げ期待で ボーイングが高い
[ニューヨーク 2日 ロイター] – 米国株式市場は反発して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が来週の会合で利下げを決定するとの見方が引き続き優勢となる中、ハイテク株への買いが相場を押し上げた。
前日は軟調な製造業関連指標や米国債利回り上昇、暗号資産(仮想通貨)ビットコインへの売りを受けて株価が下落したが、この日は目立った経済指標の発表がなく、国債利回り上昇が和らいだほかビットコインが反発。来週の連邦公開市場委員会(FOMC)に関心が移る中、株価が持ち直した。 米国株式市場=反発、FRB利下げ期待で ボーイングが高い米国株式市場は反発して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が来週の会合で利下げを決定するとの見方が引き続き優勢となる中、ハイテク株への買いが相場を押し上げた。
【米国市況】S&P500が小反発、ビットコイン急伸も慎重ムード-円下落
2日の米株式相場は小反発。 暗号資産(仮想通貨)が前日に売られた後、大きく持ち直したにもかかわらず、S&P500種株価指数の回復は小幅にとどまった。
ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズのマーク・ニュートン氏は「総じて12月には前向きな見方をしているが、再び高値を更新する前に、向こう数週間はまだ『行ったり来たり』の値動きになる可能性が高い」と述べた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-12-02/T6NHN5T96OSL00?srnd=cojp-v2
異例の分裂
米連邦公開市場委員会(FOMC)はどこで利下げを止めるべきか、当局者の間でかつてないほど見解の相違が広がっている。過去1年ほどで、政策金利の終着点に関する見方の隔たりは、当局者が見通しの公表を始めた2012年以降で最も大きくなった。
こうした状況から、来週のFOMC会合での追加利下げの是非や、その後の対応について、公の場でも意見の相違が表面化する異例の事態となっている。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、最大限の雇用と物価安定の2大責務のどちらを優先するかについて、FOMC内で意見が大きく分かれていることを認めた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-12-02/T6NF9ZT96OSK00?srnd=cojp-v2
事実から未来をを考える【米国株】
- ここで利下げしないと逆にサプライズ株価は暴落。よって利下げはありそう→株高要因
- 2026年の利下げがどこまで行われるのか見通しが不明瞭
- 日銀利上げ、米国利下げしたところで金利差は開いているのでまだ円高にはなりにくい
今後の考察
不透明・不安材料
- 経済指標はどうなっているのか(直近は5日のPCEインフレ圧力がわかる)
- 12月は利下げありそうだけど、その後はどうなるのか→発表日が株価のピークか?
- 投資家が勝手に利下げすると判断している?→この流れは止められそうにない
短期考察【1週間程度の目線】
- 利下げ期待は高止まりが続いているので株価が上昇しやすい
- ここからは指標発表まちでよこよこしやすい
中期考察【2週間程度の目線】
- FRBは分かる範囲の指標発表で判断してくる
- 12月は重要な指標発表がいつあるのか注意しておく
- 12月が終われば次は1月28日の利下げが意識され始めるタイミングを観察する
- 25日?に時期候補者の発表で株高になりやすい
短期の戦略
- SP500は利下げ期待で上昇中だが、ここから少し調整入りか?
- 日本の利上げで円高へ動いたので米株は取引に注意する
米国の利下げ期待について考察
- FOMCのメンバーが利下げ大丈夫じゃないか発言で利下げ期待前進
- パウエルさんの次の議長にハセットさんになるかもしれないで利下げ期待前進(織り込まれている)
- 経済指標が景気が悪くなってきている
上記の3つで利下げ期待が前進している。どれかが崩れると株安要因
下落のシナリオ
- 12月の利下げ見送り
- 指標で利下げするような数字じゃない
- 上の2つがセットになる→超下落要因(暴落)
上昇シナリオ
- 上の逆になれば上昇していく
今週の経済カレンダー

重要指標発表
- 12月3日(水)ADP雇用者数
- 12月6日(土)PCEコアデフレータ
- 米FOMC12月9日、10日
- 米雇用統計(10月分発表なし)11月分は12月16日
- 米CPI(10月分発表なし)11月分は12月18日
ゴールド相場

ゴールドの事実確認
金スポット価格は続落。一方、前日に最高値をつけていた銀スポット価格も下落した。
足元では、利息のつかない金・銀にとって12月の米利下げ観測が追い風となっている
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-12-02/T6NHN5T96OSL00?srnd=cojp-v2
- 利下げ見込みで上昇継続
- 利下げ期待が続くと上昇しやすい。逆に期待が下がると下落しやすい。
- 米中摩擦が激化すると上昇しやすい→現在落ち着いている→下落要因
- ロシア・ウクライナが和平合意→強い下落要因(これまでの流れから合意はなさそう)
- 米国のベネズエラ地上攻撃→上昇要因
ゴールドのポジション
現在保有なし
どこかの調整でINしたい。
日本相場
米国相場から考える寄り付き前の取引戦略
今日の株式見通し=買い先行、米株高が支え 買い一巡後は利益確定も
[東京 3日 ロイター] – きょうの東京株式市場で日経平均株価は、買い先行でスタートする見通し。前日の米国株市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が維持される中、主要3指数がそろって上昇した。
この流れを引き継いで、東京市場もプラス圏で始まる見通し。一方、12月に入り月初に絡む需給面での売りが意識される中、買い一巡後は利益確定の動きが出る可能性もあるという。
https://jp.reuters.com/markets/japan/CEZVRG5DCJI7BGYA5OAHF76UEU-2025-12-02/
- 米国市場はヨコヨコし始めたので日本もヨコヨコや軽い調整になりそう
- AI半導体などのハイテク株は上昇しそう
日本相場の答え合わせ
ここから下記更新は15:30分以降におこなう

TOPIX↓





- 米株高の流れからAI半導体を中心に上昇した
- 日経平均はレンジになるかは米国しだい
- 上昇していたのは売られ、下がっていたのが買われ始めた
- 出来高足の下が多いので買いINなかなか踏み切れない
- 決め手がない限りはヨコヨコが続きそう
- 銀行株は利上げ織り込み済か?
ニュースから事実確認
日経平均は続伸、AI関連株が押し上げ 全般は手掛かり難
[東京 3日 ロイター] – 東京株式市場で日経平均は、前営業日比561円23銭高の4万9864円68銭と続伸して取引を終えた。前日の米ハイテク株高を受け、寄与度の高い人工知能(AI)関連株や半導体関連株が買われ、指数を押し上げた。節目の5万円を一時回復した。一方、相場全体では手掛かり難も意識され、5万円から上では利益確定売りが上値を抑えた。
前日まで3連騰していた銀行株はマイナスに沈み、循環物色も意識された。市場では「一度利上げすると次の利上げが先になる可能性が高く(銀行株の)上値を追いにくい」(長田氏)との見方があった。
https://jp.reuters.com/markets/japan/U6HU43DGUROGNL3JAKIDBI7FI4-2025-12-03/
【日本市況】金利上昇が再加速、日銀と財政警戒-日経平均500円超高
3日の日本市場は債券が下落(金利は上昇)。日本銀行の早期利上げと高市政権の財政拡大に対する警戒が強く、売りが広がった。
市場の金融政策見通しを反映するオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)が織り込む日銀の12月の利上げ確率は80%超となっている。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-12-03/T6NZ9OT96OSJ00?srnd=cojp-v2
事実から未来をを考える【日本株】
- 材料無しでヨコヨコしたので今夜のADPの発表次第で動きがでるかも
今後の考察
不透明・不安材料
- 日銀が利上げを行うのはいつになるのか?12月か1月か?→12月で織り込んだ
短期考察【1週間程度の目線】
- ヨコヨコ展開が続きそう
- 銀行系は12月利下げ織り込み済み。1月以降は利下げ見込み無いので売られ始めた
- 瓦斯、電力、不動産は特に売られやすいのでしばらく様子見
中期考察【2週間程度の目線】
- AI半導体、造船、防衛は中長期では再度上昇するので監視は続けておく→上がってきた
- 日銀会合の日がひとまずのピークになる
メモ
- 為替は日本のインフレ収束のタイミングで急速に円高に向かう
- 2024年8月5日の教訓から日銀は利上げ前に予告する(市場との対話)→12月1日の記者会見で匂わせてきた→市場は織り込んでいる
- 銀行株の売り時は植田総裁が利上げを発表する翌日にするべきだった。それまでは期待で上昇する→いや、3日から下落が始まったのでどう推移するか見ておく。
短期の戦略
- TOPIXの方向感がでるまでは売り買い両方を保守的に行う1銘柄ずつ最大2銘柄
- よって売り4銘柄のうちのどれか3つを売却する
個別銘柄の売買記録
保有中の銘柄一覧

2025年12月3日火曜日
買い:0
売り:3
新規で購入した銘柄
本日はありません。
東邦チタニウム 5727 【売り】
保有数:300株
購入価格:1213円
現在の損益:-443円
下降シナリオ
パターン1 下降トレンドで5MA下抜け
全MA下向きで小BOX&サポートラインを下にブレイクした。
主要なMAを下に抜けている。
1150円とかでも反発しそうだけど、ひとまず節目の1100を目指す
上昇シナリオ
急上昇で今日の陰線を陽のリバーサルで終えると上昇へ
1200小反発よこよこ小休憩で再下落もありそう
EPSは2倍上昇予定なので、そのうち反転上昇する

売却した銘柄
ミマキエンジニアリング 6638 【売り】
購入日:12月3日
保有数:500株
購入価格:1492円
現在の損益:-45円
下降シナリオ
パターン1 5MA下抜け
日足は明日には全MA下向きが完成する
出来高大陰線を完全に下抜けたわけではないので、ヒゲを付けながらゆっくり下げていって
最後にドーンって下落しそう。
直近目標は過去のサポレジ1410
上昇シナリオ
今日の陰線を完全否定のリバーサルで上昇再開。
パターン2の安値切り上がりは強力なので警戒する。

決済日12月3日
売却理由
日経平均上昇に連動してTOPIXも上昇する可能性があったので警戒していた。
大引前まで安値更新せず陽線で終えた。10MAが横なのでここから上昇する可能性もありそう。
期待外れの陽線だったので、決済銘柄に選んだ。
決済価格:1495円
損益:-1670円
マナメモ
まだシナリオが崩れたわけではないので決済する必要は無かったように思う。
底値圏での自律反発はよくあると思う。どうなるのか追いかける

オリエンタルランド 4661 【売り】
購入日:12月1日
保有数:200株
購入価格:2921円
現在の損益:+4447円
下降シナリオ
全出来高足よりも下で、全MA下向きの三角保ち合いを下抜けの陰線。
1日通して売られ続け、大引前も買われる気配が無かった。
よって、2800の節目までは下落するのではないか。
上昇シナリオ
今日の陰線が否定されて全戻しのリバーサルになるとシナリオが崩れるので、即決済でOK
TOPIXとも大して連動していないので
フラメモ 12月2日
場中はずっと十字だったけど、大引前に売られて陰線になった。シナリオ通りなので継続保有

決済日12月3日
売却理由
日経平均上昇に連動してTOPIXも上昇する可能性があったので警戒していた。
ジグザグで下げていくタイプなので、そろそろ反発もあるかと思い決済銘柄に選んだ。
決済価格:2900円
損益:+8583円

ウェザーニュース 4825 【売り】
購入日:12月1日
保有数:200株
購入価格:3860円
現在の損益:+12480円
下降シナリオ
安値切り上がりになるかと思われたところで、大陰線で全MAを下に抜いた。
TOPIXと連動した感じなのでここから下げ幅を拡大していくかも知れない。
直近の出来高足も下抜けたのが良い
上昇シナリオ
折れ線だとちょうどサポートで止まっているので、もしかしたら反発して安値切り上がりで上昇していく可能性あり。
もう1回MA群をうわ抜けると上昇していきそう
フラメモ 12月2日
自律反発あるかと思ったが、シナリオ通り下落していったのでそのまま保有

売却日:12月3日
売却理由
過去の安値圏に到達したので利確と買いが入ってきた。結局下げたけど、一旦上昇もあるかなと思い決済銘柄の1つに選んだ。
決済価格:3860円
損益:+12578円
マナメモ
過去の安値はやはり一旦止まりやすい。利確の目安になるのか。



