このページでは、雨漏りを自分で修理/修繕したら期間や費用がどのぐらい必要なのか調べてみたので、他の方の役に立つかなと思い記録として残しています。
雨漏りの状態や屋根の様子はコチラの記事から
※注意※
この記事はホームセンターの人に相談したり、YouTubeで調べた知識で書いた内容です。
あくまでも参考までにしてください。
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まとめ
- 費用:123,000円
- かかった日数:13日
- 1日の作業時間:8時間
- ペンキ:3回塗り
- 屋上の面積:82㎡
追記
自分で修繕してから2年後、再度雨漏りがあり専門業者に数十万円で工事してもらいました。
私が塗ったペンキをきれいに落とす必要があり、とても時間がかかり苦労していていました。さらに追加料金がかかってしまいました。
今振り返ると初めから専門業者に任せておけば良かったと感じています。
平屋屋上の修繕方法が見つからない
「陸屋根 自分で 修理」
「平屋 DIY 修繕」
とかで検索したら誰かがやり方とか記事にしているだろうなと思っていたけど、なかなか見つけられない。
業者ばかりが上位表示されてしまって、自分で修繕する方法が見つからない。
検索キーワードがあまり良くなかったのかな。
YouTubeで検索した結果
「陸屋根 雨漏り 修理」
で検索をかけたら、ペンキ会社のの動画の中に一つ良さそうなのを発見。
屋上には防水遮熱塗料が効果的 – アサヒペン
業者の動画を見ていると、素人では「これは無理・・・」って思うのばかり。
アサヒペンの動画を見ていると自分でもできそうな気がしてきた。
ネットで道具一式を買った場合の費用
Amazonや楽天でペンキを購入するといくらになるのか、目安を紹介しています。
費用の目安(80㎡の場合)
シーラー:6×3650円=22,000円
ペンキ:14,000円×6個×2回=168,000円
デッキブラシ、ハケなど:10,000円
高圧洗浄機(BOSCH):16,000円
はしご:10,000円
合計:216,000円
他にもそれぞれの状況に合わせて何かしら出てくると思います。大きな出費はこんなもんだと思う。
BOSCH(ボッシュ)高圧洗浄機
オススメの高圧洗浄機。かなり使いやすかったです。
アサヒペン ペンキ 水性屋上防水遮熱塗料 ライトグレー 10L・5L・3L
10Lで約15㎡塗れます
備考
- 耐久年数の目安:不明
- 屋上の表面温度上昇を抑える!
- 特殊顔料と中空ビーズの相乗効果により太陽光照射時の赤外線を反射し、同じ色の従来の塗料に比べて陸屋根やベランダの表面温度上昇を抑える
- 従来塗料に比べ、高い遮熱効果により塗膜の熱による劣化を防ぐ
- コンクリート屋根やベランダの簡易防水効果もある厚膜に仕上がる
- コンクリートの陸屋根、ベランダ、塩化ビニールシート防水面、ゴムシート防水面(専用シーラーが必要)
- 最大13℃~9℃の差が出る!(ぶっちゃけ実感ない)
実際の室内温度がどのぐらい下がるのか気になるところ。口コミでは涼しくなったと実感した声がいくつかあったので期待。
ホームセンターで買った場合の費用を計算してみる
上の動画で紹介されていたよりも後に開発された「シーラー」と「防水遮熱塗料」になるのかな?パッケージが変わっていますね。
シーラー:13,000円
防水遮熱塗料:5×14,800円=74,000円(2度塗りの場合)
ブラシや受け皿など:10,000円
高圧洗浄機(BOSCH):16,000円
脚立:10,000円
合計:123,000円
ホームセンターは一斗缶もあるので、広い面積をやる場合は購入しに行った方が安上がり。
期間はどのぐらいかかる?
作業時間:1日あたり8時間
①高圧洗浄機で掃除
作業時間:2日
②モルタルでひび割れを埋める
作業日数:1日
③アサヒペン シーラー 水性屋上防水遮熱塗料用 【下地】
乾燥時間:夏期30分~1時間、冬期2~3時間
上塗り:夏期2時間以上、冬期6時間以上
③アサヒペン ペンキ 水性屋上防水遮熱塗料
乾燥時間:夏期1~3時間、冬期3~5時間
重ね塗り:夏期2時間以上、冬期6時間以上
作業日数:7日
ざっくりだけど10日かかります。晴れが続く事が大前提。
少しでも雨が降るとさらにズレていく可能性がある。
実際にかかった日数
2018年9月25日~10月10日(15日)
1日の作業時間:8時間
期間中に台風2回あったため作業できない日が数日あった。
自分で屋上防水工事やってみた
取り組んできた内容や過程をメモしておきます。
デッキブラシでこすってみた
針金が強力そうだし、よく落ちるかなと思ったので買ってみた。長時間の作業になるので軍手もあると良いね。
ヘラは念の為買ったけど結局使わなかったので返品
前祝いの法則はとりあえず手元にあると安心
針金デッキブラシは引くことはできても、押すことができない。
普通のプラスチックのデッキブラシにした方が良いと思う。
こすった後。
うーん。
きれいに剥がれるかなと思ったけど無理っぽい。表面のすぐに落ちる部分だけ取り除くのが精一杯。
2時間やって屋上の4分の1程度進めることができた。
高圧洗浄機で磨く
いやーひと目で分かると思うけど、はじめから高圧洗浄機でやるべき。
楽だし早いし、汚れがかなりきれいに落ちる。
100㎡程度の面積だと2日で終わると思う。
高圧洗浄機はデッキブラシでは落とせない古いペンキも落としてくれる。
ひび割れを埋める
より確実に雨漏りを防ぐために、ディスクグラインダーで「Vカット」する工程が必要です。
私はディスクグラインダーを持っていないので、やりませんでした。
ホームセンターの方の話では、グラインダーをやらないとモルタルが剥がれることがあると言われました。
ホームセンターでオススメされた補修材
一緒に先が柔らかいヘラも買うと良いです。
合計で1800円程度でした。
補修材はぬるま湯で10分程度温めると、使いやすくなります。
蓋はかなりの確率で無くなるので、注意が必要です。
ヒビにかけてへらで伸ばしていくと簡単にできます。
80㎡だと約6時間はかかります。
グラインダーを入れると更に時間がかかります。
モルタルだけでは雨漏りは防げない
日本列島に甚大な被害をもたらした台風24号チャーミーで雨漏りしました。
素人がモルタルで塞いだだけではあまり意味が無かった。
やはりペンキ塗らないとダメだね。
シーラーとペンキを塗る
画像のもの
- アサヒペン 水性シーラー
- アサヒペン 防水遮熱塗料×2
- ローラー本体×2
- ローラーのかえ×4
- ローラー取り付け伸縮棒×2
- 受け皿×2
ペンキを塗るときにかがまなくても大丈夫なように、伸縮できる棒があるといいです。
画像には映っていませんが
- ハケ×2
- ペンキを薄める水
※100均のハケよりはホームセンターで売ってる700円ぐらいのがとても使いやすい。100均のは毛がちぎれていく。
一斗缶から液体を容器に移す時はコツがあります。
動画の様に「注ぎ口を上にすると」するとかなりやりやすい。
参考までに1時間で進んだ作業量を掲載します。
シーラーを下塗りしてペンキを塗りました。
ペンキ一斗缶で塗れる範囲
引き続きペンキとシーラーを塗る。
ペンキの一斗缶が一つ空になりました。予定通り6割ぐらいは塗れています。
1回塗では薄くて効果が期待できそうにありません。最低でも2度塗りはしないといけない。
この時点でシーラーの残り3分の1
強風で小分けにしたバケツがひっくり返ったり、塗った後に雨が降り中断したせいで予定よりも少なくなってしまった。
ペンキ2回塗りの状態
少なくとも下が見えないぐらいには塗りました。
3回塗り(一部4回塗り)
念の為3回塗りしました。最終的にペンキ缶5個使いました。
色が違う部分は、雨漏りの原因になっていそうな部分に、家に余っていたペンキを追加で塗りました。
これで完了です。日没後に撮影したので少し暗いです。
9月25日~10月10日までかかりましたが、ひとまず終わり。
まだ雨が降っていないので雨漏りが止まっているかわかりません。
もし、まだ雨漏りが止まらないようなら追記します。
備考
屋上の面積を調べる
屋上の面積をネットで調べる方法は下記サイトが参考になります
日焼けに注意
前日に日差し対策していなかったために、身体に火傷をおってしまった。
近所に水が飛ばない方法
壁を作ると良いです。ペンキを含んだ水が近所に飛ぶとかなりやばいです
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