2007年頃から猫を飼ったのをきっかけに、2018年の現在では7匹の犬猫多頭飼い生活を送るようになりました。
2018年5月までに出会った犬と猫の数
- 犬:3匹
- 猫:4匹
犬猫多頭飼いを予定しているかたの参考になれるよう、良かったことや大変だったことをまとめてみました。
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犬猫多頭飼いメリット:飼って良かったこと
まずは多頭飼いならではの良かったことから。
甘え方が違うので楽しい
猫には猫の甘え方があり、犬には犬の甘え方がある。
右手には犬、左手には猫って感じでどちらか片方だけしか飼っていない時だと味わえない楽しさがある。
犬と猫に囲まれて昼寝するのは、犬猫多頭飼いならでは。
自分と相性が良いペットと出会える確率が高まる
人間同士でも相性があるように、動物と人間にも相性がある。
上の画像の通り7匹中3匹は私と相性が良いけれど、他4匹は妻や娘と相性が良い。お腹の上で寝ている黒猫は、私以外には甘えることは決して無い。
全員に等しく愛情をそそいでもこればかりはどうしようもない。
別の場合だと、我が家に2番めに保護されて来た猫のホイップは娘にだけは凄い甘えるが、私には心を開くことは無かった。
多頭飼いだと色々な犬猫とであるチャンスが多い。
家族間の会話が増える
犬と猫が一緒になって何かをやってくれる姿は、犬だけ、猫だけよりも話題が膨らむので家族間の会話が増えていく。
子猫を保護したとき気にかけるのは、猫よりも犬だったりする。
↑子猫のノミダニ駆除のため隔離中でももなかちゃんはずっと気にかけていた。
猫たちは逆に威嚇して、絶対に近寄らない。理由は病気を移されると自分の命も危うくなるからだと思う。
ただし、ピグという1匹のメス猫だけは率先して子猫に寄り添い献身的に面倒を見てくれる猫もいた。
人間が病気の時に寄り添ってくれる
不思議な話だけど、犬や猫は人間が病気で寝込んでいる時や、体調不良、落ち込んでいるときの波動を敏感に察知する。
普段はみんな好きな場所で寝ているけど、調子が悪いときは同じ布団に入ってきて、回復するまで寄り添ってくれる。
1人だと寂しいけど犬猫が一緒だと気持ちが楽になるから不思議。
話し相手になる
娘が小学校の時不登校になった。
一人でずっと家にいて、テレビを見ているだけの毎日を送っているだけのある日、一匹の中猫が家にやってきた。とても懐っこくて、ずっと子供に寄り添い娘のお喋りに付き合ってくれた。
一応返事はしてくれるのだが、何を言っているのかわからないのが難点。
常に近くにいる
猫はマイペースで適当なところで寝ているだけと思われがちがだ、相性が良い猫は常に近くにいる。
半径1メートル以内には必ず居るので、一人じゃない感が凄い。
奇跡的な瞬間に立ち会える
一番凄かったのが、フードを食べられないサイズの子猫を保護したとき、猫たちは知らん顔だったけど、唯一子育て経験があるダックスのトモちゃん(8歳)が世話してくれた。
子猫が乳に食いつき、数時間後には乳が出るようになったのは衝撃的。種族の壁を超えて注がれる愛情はとても素敵な光景だった。
デメリット:大変だったこと
犬猫を飼ってみてこれまでに経験した大変だったことをピックアップしていきます。
これを我慢できないと動物を飼うことは難しいでしょう。
家の中外が獣臭がする
一般的に動物を飼っていなくても、家中のニオイって自分は何も感じないけど、他人からすると独特のニオイがするものです。
動物を飼うことでニオイがかなり強くなります。正直なところ家にお客さんを呼ぶことができなくなりました。
私は気分転換にと犬を庭に放しています。そんな時に糞尿をされると当たり前に凄い臭くなっていきます。
お金がかかる
エサ、病院代など絶対に必要です。
病気や怪我は突発的に起こるので、毎月の生活がギリギリの人はかなり厳しい生活水準になります。
毛が衣服につく
特に猫の毛が服に付きます。飲食店で働いている方は特に注意が必要。
どんなにコロコロ をかけても、なぜか付いているものです。高確率で料理に入ってしまうので、トラブルの原因になります。
ホコリが凄いでる
7匹も居ると毛の抜ける量が凄まじいです。
朝掃除しても、夜には毛玉のホコリが転がっている状態になります。
靴下は毛だらけになるので、スリッパが必要になります。
うるさい・人に吠える
犬が躾がしっかりできていないと宅配業者などの訪問者や家族の帰宅時にすごい勢いで吠えます。
夜中でも吠えるので近所迷惑になります。
言葉を覚えた猫が夜中に歌い出したり、寝静まった頃に運動会が始まったりする。たまに人の上にジャンプしてくるので、起こされる事がある。
また、毎日話しかけていると猫も言葉を覚えるっぽい。人間のようにはしゃべれないけど、猫なりに言葉が増えていく。
「ニャー」じゃなくて「ミョぎゅニャウウヴァオウゥ」みたいな感じで変な声で歌いだしたりする。
盗み食いする
低いテーブルを使っている場合は、犬や猫が常に人間の食事を狙っています。
犬にこっそり人間の食事を与えてしまう家族がいると、目を話した好きに盗み食いされる可能性がさらに高まります。
犬はしつけでどうにでもできますが、猫は無理です。魚系は猫が活発になり、家族の意識が別に向いたすきを狙ってサッと盗んでいく。
おしっこ猫がたまにいる
これまでの経験だと10匹に2匹は布団、紙、布におしっこをする猫がいます。家の中から布と紙を排除することは現実的に難しい。
大事な書類や大切にしている洋服におしっこをかけられるとかなり凹みます。猫のおしっこは猛烈に臭い。家中が悪臭で悩まされます。
トイレを増やしても解決しなかったので、性格だと思います。
壁紙や柱がやばい
猫は柱などの「木」が使われている場所で爪を研ぎます。
その場所はボロボロになり、室内の景観が著しく悪くなります習性なのでどうしようもないですね。
対策グッズで防げればラッキーです。
仕事の邪魔をする・場所をとる・物を落とす
おわかりいただけただろうか。
仕事をしていると高確率で懐いている猫が無言で目の前にやってくる。犬は足元だけど、猫は目の前にやってくるので仕事にならないのである。
邪魔なものは落とす!コップ、リモコン、ノートなど落とされるので注意が必要。
はじめはカワイイで済まされるけど、毎日だとしんどい。
デブ猫が重たい
猫がなぜが人の上で寝る。冬は温かいけど、重すぎてしんどい。
まともに寝れない。特にデブ猫がお腹の上に乗ってきて、バランスを保つために爪を立てるときは悲鳴を出して飛び起きる。
ノミのパンデミックがやばい
散歩でついたノミが一気に大繁殖する。犬猫の数が多いので増え方が尋常でない。
人間にもつくので刺されると腫れ上がりとても痒い。蚊の三倍ぐらいかゆいし腫れ上がる。
薬が長期間大量に必要になってくる。
小さいこどもがいる家庭は特に気をつけたほうが良い。
監視されている気がする
犬猫は基本眠っているけど、人間が移動した時や自分が入れない場所に移動したときはかなり気になるみたい。
常に複数の目で監視されている気分になります。
↑料理をしているお母さんを監視するヤマちゃん
↑なにか見れられている気がすると思ったら、見られていた。
トイレの掃除が大変
私は自宅に居ることが多いのでさほど苦労はしていませんが、日中誰も家にいないことが多いとかなり大変。
猫は猫砂が入ったトイレにヤッてくれるので問題ないし4匹で3つの猫トイレでも楽勝です。
犬は1日数回トイレをするので、いつもヤッているトレイが汚れすぎていると、トイレ外でヤッてしまいます。さらに、トイレシートを隠そうとする猫がいる場合、色々なところに飛んでいくので片付けの面積が広がっていきます。
家族旅行に行きづらい
近くに両親や兄弟など面倒を見てくれる人がいるなら問題ないのですが、頼める人がいなかったり、信頼できる業者が見つからない場合は、誰かが留守番しないといけません。
もしくは、ペットホテルの料金も旅行代金に含めないといけません。
甘えるふりして噛み付く猫がいる
見た目は愛くるしいデブ猫で、甘えん坊。
ゴロゴロゴロと喉を鳴らしながら、甘えてくる。
しばらくしたら、思い出したように指を思いっきり「ガブッ」と噛んでくる。
デスクトップパソコンにホコリが溜まりやすい
デスクトップを使っている人は月一回ケースを外して掃除が必要。
エアスプレーではなくハンディ掃除機が必須。
掃除しないと熱暴走して強制シャットダウンが頻発します。
床に置いたら更にホコリまみれになるので、少しでもホコリが集まりにくい場所に設置してください。
ペットロスが必ず起こる
2019年5月に猫が1匹急死した。調子悪いなと気がついて約48時間で死亡した。
数年間一緒に生活してきた仲間が冷たく動かなくなる姿を見るのはかなり辛い。
死亡して数週間は気持ちが凹んだ状態が続く。
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