「死役所」加護の会とシ役所の組織を解説

マンガ「死役所」に登場する大きな2つの組織「死役所」と「加護の会」について紹介します。

 

 

死役所(シ役所)

此岸と彼岸の境界に存在する。死後に訪れて自分の死の手続きを行う場所。

職員は全員「死刑囚」

死んでいるので死ぬことや殺すことができない。

傷つけられると治ることがないので縫い合わせたりするしかない。

 

職員の採用条件

「死刑」で死んだ人

 

採用試験

シ村の簡単な面接と自分の意志。

 

職員の人数

女性6名でほかは全て男性。

女性は圧倒的に少なく、中年の男性が多い。

 

任期満了

「任期満了に伴い本日より49日以内に成仏するものとする」という内容の「成仏の辞令」が予告なく届く。

 

冥途の道

49日以内に成仏の手続きをしないと「冥途の道」(めいどのみち)へ強制的に飛ばされる。

自分の希望でも行くことができる。

 

天国

生前普通に生きてきた人が行く場所。早めに転生できる。

 

地獄

生前悪行をした人が行く場所。

死役所職員も地獄行きだが、長い時間苦行を重ねることで天国に行けると言われている。

 

死役所部署

 

総合案内

主な担当:シ村/市村 正道(しむら まさみち)

自分がなぜ死んだのか気がついていない人の話を聞いて、適切な課に案内する。

 

 

自殺課

主な担当:ニシ川/西川 実和子(にしかわ みわこ)

名前の通り自殺した人の受付をする。

 

 

他殺課

主な担当:イシ間/石間 徳治(いしま とくじ)

名前の通り誰かに殺された場合の受付場所。

 

 

生活事故死課

主な担当:ハヤシ/林 晴也(はやし はるなり)

階段から転落や不慮の事故に巻き込まれた場合に受付をする。

 

 

人為災害死課

主な担当:岩シ水/岩清水 直樹(いわしみず なおき)

工場で人の操作ミスなどで事故に巻き込まれた場合に受付をする。

交通事故死課と同様に見た目が悲惨なお客様が特に多い。

 

 

交通事故死課

主な担当:松シゲ/松重 謙三(まつしげ けんぞう)

名前の通り交通事故関連の受付する。

人為災害死課と同様に悲惨な姿のお客様が特に多い。

 

 

病死課

主な担当:シラ神/白神 静佳(しらかみ しずか)

癌、心臓病以外の病死を受付する。

 

 

癌死課

主な担当:竹シタ/(たけシタ)

利用人数が多いため癌死専用の課が作られた。

 

 

心臓病死課

主な担当:

利用人数が多いため専用の課がある。

 

 

他殺課

主な担当:ハシ本/端本(はしもと)

フシ見/(フシみ)

名前の通り誰かに殺された場合に受付する。

 

 

死産課

主な担当:シン宮(シンぐう)

乳児や胎児が中心。

自分で申請書を書けないので、職員が代筆する。

 

 

巻添嘱託死課

主な担当:加賀シロ(かがシロ)

巻き添えで死んだ場合、誰かに殺してと依頼した場合に案内される。

利用者は比較的少ないので、2つの業務を受け持っている。

 

 

死刑課

お客様が少ないため職員はいない。死刑で死んだ人のデータは全て「死刑課」に保管されている。

一般公開されており、誰でも「職員の過去」を知ることが出来る

 

 

成仏課

成仏するためには必ず手続きをしないといけない。

 

 

加護の会

宗教法人「加護の会」蓮田栄山(はすだえいざん)が教祖。信者からは「お父様」と呼ばれている。

外見がかっこよくて声も渋い。テレビ受けするキャラクターで女性ファンも多い。

シンボル的な仕草は「オーリング」

 

無理な勧誘はしない。各地で講演会を行い、興味をもった人が施設に訪れた時に、親身になり暖かく迎え入れる。

定年後生きる目的を失った人や、自分に自身を持てない人がターゲットになりやすい。

 

施設に訪ねてきた人には初対面でも「おかえりなさい」と言い、出ていく人には「行ってらっしゃい、愛してます」と笑顔でいう。

イケメンや美人に笑顔で言われたら、異性に免疫がない人はひとたまりもない。

 

信者はお父様の子供で上下関係は一切ない。
ただし、例外がありどこかの家に「特別な加護」を受けている人が存在すると噂されている。

 

 

入信方法

「盟約」をしないと家族(入信)になれない。

盟約は「修行之間」で1週間かけて俗世との断ち切りを行う。

一週間後盟約が結ばれ「家族」になることが許される

 

1週間程度瞑想させることが洗脳の一般的な手法。
自分で境地にたどり着いたと思っているが、全て計算された上で仕組みづくりされている。

 

事前準備

  • 携帯電話を解約する
  • 財産はすべて寄付する

 

修行之間(1週間)

  • 3日間の断食
  • なるべく睡眠は取らずに瞑想に徹する

 

組織の規模

全国に15ヶ所あり、1つの規模は約70人

 

ルール・掟

禁欲

禁欲は必要ないと教えられている。
「生理現象は自然なことで、空虚な状態を作り出すのは良いこと。他社との触れ合いは愛を育む」とされている。

 

外のものを口にしてはいけない

外のものを食べてしまうと心が汚れてしまうと教えられる。

正すためには体罰(素手で叩く)を与える必要がある。

素手の理由は触れ合いは愛を育むから。

主に自制が効かない子供が叩かれている。

 

指差し

指差したら輪ができない。家族は輪でつながっているため、指差しは絆の破壊行為にあたる。

愛を育むことができないため、厳禁とされている。

 

 

→「死役所」加護の会とシ役所の組織を解説

→「死役所」登場人物【お客様】一覧

→「死役所」キャラクター・登場人物【職員】

 

 

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